隠れ塩分に要注意!チューブわさび編

こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。

今日は意外なところに隠れている塩分についてのお話です。

お刺身を食べるときには醤油わさびを使われる方も多いかと思います。

減塩中は醤油は量を控えめにしたり、減塩醤油を使ったりもしますよね。

ココで意外と見落としがちなのが、チューブのわさびです!

実はチューブのわさびの栄養成分表示を確認すると、「食塩相当量」と記載があるのです。
わさびに食塩?ちょっとびっくりですよね。

加工品には味を調えたり保存性を良くするために、食塩や砂糖が使われていることがあります。
チューブのわさびには、そのどちらも含まれています。



では、具体的な食塩相当量はどの位でしょうか。
日本食品標準成分表2020年版(8訂)によりますと、練りわさび100g当たり食塩相当量は6.1gでした💦
ちょっとびっくりですよね!


さらに調べたところ、A食品では、チューブわさび100g当たり約9gの食塩相当量でした💦


では、わさび1回当たりの使用量ではどの位の食塩相当量でしょうか。
スーパーで販売されている、お刺身についているわさびの小袋で重量2.5g程あります。1回当たり3g程度使ったと仮定して…

A食品では、3g当たり食塩相当量は0.3g程です。
B食品では、3g当たり食塩相当量は0.2g程です。

実際の使用量を見ると少ないかなと思われるかもしれませんが、ちりも積もれば・・塩分量は多くなってしまいます!


食品メーカーによって食塩相当量も異なる為、購入の際は、パッケージに記載されている【栄養成分表示】で【食塩相当量】を確認しましょう!

おススメは食塩が添加されていない生わさびですが、さすがに手に入れにくいので、粉わさびに変えるだけでも塩分量をぐっと落とすことも可能です✨

粉わさびだと、重量100g当たり食塩相当量は0.1gでした!
※日本食品標準成分表2020年版(8訂)より

1回の使用量3gと仮定すると、0.01gにも満たないです💡
水で練る作業が発生するので少し手間ですが、減塩もできますし、粉なので長期間保存も可能です。


ちなみに、業務用の小袋の練りわさびはチューブのわさびよりも食塩相当量は低いことがあります。
使用頻度や量を調整しながら、上手に減塩をしていきましょう(^^)