舌を味方にした塩の使い方!      


こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。

日々減塩を意識していると、塩は使ってはいけない。と思っていませんか?
もちろん、減塩をするうえでは塩の使用量を抑えることはとても大切です✨
しかし、全く使ってはいけないわけではない、と思います。

じゃあどうしたらよいの?と思いますよね。
そこで今日は、塩の効果的な使い方をご紹介します!
それは、以下の物を活用することです♪

そう!舌です。
舌には味覚を感じる器官の味蕾(みらい)が存在しています。
以前は、舌先は甘味、舌の外側が塩味と酸味、舌の奥側が苦みを感じるといわれていましたが、研究が進み舌全体の味蕾でそれぞれの味を感知しているといわれるようになりました。このような舌の構造を理解して減塩をしてみましょう!

例えば、
お料理の仕上げに塩をパラパラっと使う。(もちろん料理中はうま味をいかして薄味に。)
サラダや副菜など野菜を使ったものは水気が出るので食べる直前に調味料を使用する。
全体的には薄味で、アクセントとして1品だけ味を際立たせるように少しの塩味と香辛料を使ってみる。

私たちは、最初の1口で「これは美味しいな。美味しくないな。」という判断をしやすいです。そのため、この1口さえ味方にしたら食事の満足度もぐっと上がりますよ!

ちょっとしたひと手間ですが、このひと手間がとっても大切です(^^)
美味しい物を美味しく食べるには温度も大事ですが、塩味をなるべく少ない調味料で感じられるような工夫もしていきたいですね✨


味蕾については、こちらの記事をご参照ください→減塩のポイントは味覚にあり①