朝食をしっかり食べよう~体内時計との関係~

こんにちは😊管理栄養士の星です。

皆さん、朝食は食べられていますか?

朝食がなかなか食べられない方の中で、「朝起きてもお腹が空いていない」という方はいらっしゃいますでしょうか?🤔

食欲のない女性のイラスト

通常であれば、朝起きると空腹感があり血糖値も低く、体は食べ物を欲します。

しかし、朝起きてお腹が空いていない方は、「体内時計」が乱れ、体が夜型となってしまっていることが原因の多くであると言われています。

体内時計と食欲

体内時計は、一日の活動の基本である、朝になると目が覚め、日中は活動し、夜になると眠くなるというパターンを作っています。規則正しい生活を送ることでこの体内時計により胃や腸などの消化器官に一定のリズムが生まれ、食事時間を踏まえた上で消化の準備を始めるようになります。

体内時計のイラスト

このリズムが正しく出来ていると、朝、昼、夜の時間にお腹が空くのですが、食事時間が乱れる生活を続けるとこのリズムを消化器官が忘れてしまうので、「朝起きてもお腹が空いていない」という状況になってしまいます。

朝食を食べることのメリット

ここで朝食を食べる事のメリットについて復習しましょう◎

朝食を食べる事によるメリットは

・脳が活性化し、集中力が高まる

・体温が上がり基礎代謝が高まる

・便通が良くなる

・昼食や間食の食べ過ぎを防ぐ

など…沢山ありますね!

しっかり朝食を摂って体温を上げ、基礎代謝を高めることで太りにくい体質を作る事にも繋がります👍朝食を摂る習慣がない方も次の方法を参考に朝食を摂る為のリズム作りをしていきましょう!

朝食を食べるためには…(体内時計を利用して)

前日の夕食時間が遅いとどうしても朝お腹が空かないので、残業などで夕食時間が遅くなる場合は起床時間からおよそ13時間後に主食(おにぎりやパンなど)を食べて、帰宅後に主菜や副菜(肉・魚・野菜など)を摂るようにしましょう。

例えば、朝6時起床、23時就寝の方は、19時におにぎりなどの主食だけでも軽く食べ、帰宅後時間が出来たらサラダや肉などのおかずを食べるようにしましょう◎

そうすることで体内時計が正しく調整されていき、徐々に朝食時間にお腹がすく体へと変わっていきます👍

朝食準備としては、簡単に食べられるもの(果物や乳製品など)を買っておいたり、前日の夕食の主食やおかずを少し残しておいたりすることがおすすめです◎

体内時計を味方に付けて、朝食が食べられる生活リズムを身に付けていきましょう😊