塩分摂取量と中食との付き合い方

こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。
今日は、2025年12月2日に厚生労働省より公表された令和6年「国民健康・栄養調査」より、
塩分摂取量についてお伝えしますね!

以下の表は過去のデータも含んでいます。

調査年 総数(平均)男性女性
令和6年(2024)9.6g10.5g8.9g
令和5年(2023)9.8g10.7g9.1g
令和4年(2022)9.7g10.5g9.0g
令和元年(2019)10.1g10.9g9.3g

日本人の食塩摂取量は長期的には減少傾向にありますが、
直近数年では大きな改善がみられていない状況です💦

男性では依然として10gを超える水準が続いており、
女性においても目標量とされる6.5g未満との差がある状況です。

※日本高血圧学会の推奨(6g未満)や、国の最終目標(成人男性7.5g未満、女性6.5g未満)を見ると、
「もっと減らさなきゃ!」と焦るかもしれません。
しかし、現在の平均摂取量が9.6gであることを考えると、

いきなり高い壁に挑むことは、かえって挫折の原因にもなりかねません。
当社のプログラムでは「まず8g」を最初の行動目標として設定しています。

では、なぜ改善が進みにくいのでしょうか?

考えられられる理由の1つとして、減塩意識は高まっている一方、
外食・中食(お総菜・お弁当など)・加工食品の利用増加があります。

家庭での調理とは異なり、これらは個人で味の調整をすることができません。
利用する際には「減塩」とうたってあるものなどを活用されたり、
味付けの濃いものを食べる場合は、量を少なめにすることをお勧めします✨

食塩の過剰摂取は、血圧を上げるだけでなく、血管のしなやかさを失わせたり、
血管そのものを硬くしたりする原因になります。
また、塩分が多い状態では、
服薬されている方の場合はせっかくの降圧薬の効果が十分に発揮されにくくなることも報告されています。




味覚はその後の生活にも大きな影響を与えます。
減塩が必要な方は、引き続き調整を続け、減塩が必要でない方も過度な塩分摂取を控えて、
この先のよりよい健康的な生活を送れるようにできるとよいですね(^^)



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