こんにちは(^^)管理栄養士の丹羽です。
毎日の朝食やお弁当などに、日持ちがして手軽に食べられるハムやベーコン、ソーセージ等の加工肉を利用される方も多いのではないかと思います。これらの加工肉は美味しく食べやすい非常に便利な食品ですが、実は塩分が多く含まれていることをご存じでしょうか。
以下の通り、加工肉の塩分量は高い傾向にあります。
・ベーコン2枚 1.1g
・薄切りロースハム2枚 約0.7g
・ソーセージ1本 0.6g
・生ハム2枚 0.8g
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、成人1日の塩分摂取目標量は男性で7.5g未満、女性で6.5g未満ですので、加工肉の塩分量は高いことが分かりますね💦
1食分召し上がると加工肉のみで2-3gほど摂れてしまい、、
しかもこれらにケチャップなどの調味料をかけると、さらに塩分量が増えます(加工肉は脂質も多いです)💦
そのため、加工肉ではなく通常のお肉を調理するのがもちろん一番いいのですが、、とはいえお手軽にタンパク質を摂取するために、どうしても加工肉を使いたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、加工肉を食べる際に出来る減塩の工夫として【茹でてから食べること】をお勧めいたします(*^^)v
ハムやソーセージなどの加工肉は、茹でこぼしてから使うと塩分を30%程度減らすことが出来ます。(切ってから茹でるとさらに塩分が抜けやすいです💡)香ばしい風味が好きな方は、茹でた後に焼くのも美味しいですよ!
そして購入する際には必ず栄養成分表示を確認し、少しでも食塩相当量が少ないものを選ぶことはもちろん、追加の調味料はかけないこと、また減塩タイプの種類を選ぶのも良いですね✨
量と頻度には十分気を付けつつ、召し上がる際には上記の点を参考に、工夫しながら楽しみましょう!