こんにちは!管理栄養士の佐藤です。
寒い時期は特に、ピザやチーズフォンデュ、グラタン、チーズトーストなどチーズを使った料理を召し上がる機会も多いかと思います。またお酒を飲まれるとき、おつまみとしてチーズを召し上がる方も多いのではないでしょうか☺
本日はチーズの塩分についてお話をしていきます🧀
チーズは「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」に大別されます。
【ナチュラルチーズ】
生乳を乳酸菌等で凝固させたものです。1,000種類以上の「ナチュラルチーズ」があり、フレッシュ、白カビ、青カビ、セミハード、ハードタイプ等に分類されます。ピザやグラタンなどで使用する「とろけるチーズ」もナチュラルチーズに分類されます。
(例)
フレッシュタイプ :モッツァレラ・クリームチーズ・マスカルポーネ
白カビタイプ :カマンベール・ブリー
青カビタイプ :ブルー・ゴルゴンゾーラ
セミハードタイプ :ゴーダ・チェダー
ハードタイプ :パルミジャーノ・パルメザン
【プロセスチーズ】
「ナチュラルチーズ」を乳化剤などを加えて加熱して溶かし、再び成形したものです。ナチュラルチーズに比べて保存性が高いです。
(例)
6Pプロセスチーズ、スライスチーズ、キャンディーチーズ等
次に、おおよその塩分量の比較です。
【ナチュラルチーズ塩分量の目安】
100gあたり | 1食(15g)あたり | |
とろけるナチュラルチーズ | 約1.5g | 約0.2g |
モッツアレラチーズ | 約0.3g | 約0.05g |
クリームチーズ | 約1.0g | 約0.2g |
カマンベールチーズ | 約1.2g | 約0.2g |
ブルーチーズ | 約3.8g | 約0.6g |
パルメザンチーズ | 約4.0g | 約0.6g |
【プロセスチーズ塩分量の目安】
100gあたり | 1食(15g)あたり | |
スライスチーズ | 約2.7g | 約0.4g |
スライスチーズ 塩分25%カット | 約1.3g | 約0.2g |
6Pチーズ 1個あたり | 約3.3g | 約0.5g |
6Pチーズ 塩分25%カット | 約2.0g | 約0.3g |
全体的にナチュラルチーズのほうが塩分量が少ないことがお分かりいただけたでしょうか。
ナチュラルチーズでは特に「モッツアレラチーズ」「クリームチーズ」が塩分少なめでお勧めです🧀✨乾燥や熟成が進む「ブルーチーズ」や「パルメザンチーズ」は塩分が多い傾向にあります。
グラタンやピザをご自宅で作る場合には、とろけるチーズではなく、塩分の少ない「モッツアレラチーズ」を使用して塩分を抑えてみてはいかがでしょうか✨
またご家庭では、スライスチーズや6Pチーズ(プロセスチーズ)を召し上がることが多いかと思いますが、プロセスチーズを召し上がる場合には、「塩分カット」商品を選ぶようにしましょう👍!塩分カットのものでも十分美味しくいただけます♪
今回の記事を是非参考にして、減塩を意識した食品選びをしていきましょう☺!