きれいな歯は健康の源!

こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。

今日は、歯についてのお話です。

歯と言うよりどちらかというと歯だけではなく口腔内の健康になりますが、実は全身の健康状態と関係があるといわれています。

特に歯周病と糖尿病の関連は深く、様々な疫学調査でも糖尿病患者に歯周病の進行が見られたり(糖尿病の6つ目の合併症とも言われています。)、歯周病の治療を行うことで過去1-2か月の平均血糖値をあらわすHbA1cの数値改善がみられるといったデータもあります。



40歳以上の方が受診対象となる特定健康診査の質問票には、
食事をかんで食べる時の状態はどれにあてはまりますか。」という項目があります。

①何でもかんで食べることができる
②歯や歯ぐき、かみあわせなど気になる部分があり、かみにくいことがある
③ほとんどかめない

①②③のうち、どれが当てはまりますか?
もし、①以外であったら要注意です!!



では何故この質問項目があるのかというと、虫歯や歯周病が起こるとよく噛んで食べることが必要な野菜類の摂取が減少し、反対に食べやすいものが多い脂質や糖質が多く含まれているものを食べる頻度が増えてしまうからです💦

すると、生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧症など)のリスクが高まります😢



体(歯)の痛みを軽減するために良かれと思って選んだ食事が、反対に健康であることから外れてしまいますね…

そして、噛むことには様々なメリットがありますが、実は口腔内の健康にも役立っています。
その1つが唾液分泌量が増えることです。

唾液分泌量が増えると、口腔内の乾燥を防ぐことで口臭を予防したり、歯と歯の間に詰まった汚れを流すといった自浄作用もあります。


「歯科は苦手、行きたくない」という方もいらっしゃいますが、放置してしまうと虫歯の状態も悪化しやすく、治療に時間がかかるだけでなく費用もかかり、さらに痛みも感じやすくなってしまいます。
定期的な検査を行うことで、痛みを感じることなく虫歯予防も出来ますよ✨


歯があるとこの先の未来も色々なものを美味しく食べることが出来ますよね(^^)
歯(口腔内)の健康、ひいては全身の健康のためにも、定期的な歯科検診もおすすめします。