国民生活基礎調査からみた、高血圧症

こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。

 

みなさんは、普段 血圧 を測っていますか?

健康診断では測るけれど、普段はあまり気にしていない…

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、厚生労働省が公表した2025(令和7)年「国民生活基礎調査」から、血圧について気になる結果をご紹介します!

「国民生活基礎調査」とは?

国民生活基礎調査は、全国の世帯や世帯員を対象に、健康や医療、介護、所得など、私たちの生活に関するさまざまなことを調査しています。

調査対象は無作為に選ばれ、3年に1度、大規模な調査が行われています。

今回発表された2025年は大規模調査の年でもあり、健康に関する調査(健康票)は、約5万5千世帯(約13万人)を対象に行っています。

ちなみに、この調査は国の重要な統計(基幹統計)として法律で回答の義務が定められているほど、とても大切な調査でもあります!

調査の中にある「健康票」には、入院状況、通院状況、気になる症状、睡眠、飲酒、喫煙、がん検診受診状況などがあります。
その中で気になった項目があります。
それは、通院状況です。

どんな疾病で通院している人が多いのでしょうか?

 

 

男女ともに1位だったのは、高血圧症

傷病で通院している人は、人口1,000人あたり409.2人。

つまり、10人に約4人が何らかの傷病で通院していることになります。

そして、傷病別にみてみると……

男女ともに通院者率が最も高かったのが「高血圧症」でした💡

男性では、

1位 高血圧症
2位 糖尿病
3位 脂質異常症

 

女性では、

1位 高血圧症
2位 脂質異常症
3位 眼の病気

となっています。

「高血圧って、そんなに多いんだ!」と、ちょっと驚きですよね。

実は、前回の2022年調査でも、男女ともに1位は高血圧症でした。

高血圧は、私たちにとってかなり身近な病気だということがわかりますね。

 

血圧、高いけど症状がないから大丈夫・・?

 

高血圧は、症状がないまま進むこともあります。

そのため、「特に何も感じないから大丈夫」ではなく、

まずは自分の血圧を知ることがとても大切です。

健康診断の結果を見返してみたり、家庭で血圧を測ってみたり。

そして、もし血圧が高い場合には、医師に相談してみましょう。

すでに血圧の薬を飲んでいる方は、自己判断で薬を中断せず、医師の指示どおりに服用することも大切です。

 

放置したら危険!高血圧から身体を守るために

高血圧が由来と考えられる疾患は、虚血性心疾患、脳血管疾患、腎不全などがあります。
降圧剤を服用していたとしても、薬の力だけに頼りすぎず、ご自身での改善に取り組むこともとっても大切です。

尿中微量アルブミン検査を実施して、腎機能の低下が見られた方は減塩を、まだ低下が見られない方であっても、血糖コントロール不良や脂質異常、体重が気になる場合は、早い段階からの『減塩』や生活スタイルの見直しがとても大切です(^^)

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