こんにちは。管理栄養士の星です。
血糖値がちょっと高めと言われたことはありますか?もしくは、健康診断などの結果でHbA1c5.6%以上6.5%未満となったことはございますか?
「ちょっと高め」の血糖値だと糖尿病の症状はほとんどありません。
ですが、「ちょっと高め」の血糖値から「かなり高い」血糖値が続くようになると、糖尿病になっている可能性が高いのです!
更に…、血糖値が高い状態が続くと血管がダメージを受けてしまい、動脈硬化や合併症(糖尿病性腎症・糖尿病神経障害・糖尿病網膜症)、心臓病、脳卒中などに繋がってしまいます。
「ちょっと高め」の血糖値の方は「かなり高い」血糖値になる前に予防することが可能ですので、今のうちからお食事の見直しをしてみましょう◎

血糖値が安定するためのお食事ポイント
①1日3食、規則正しく食べる
食事と食事の間隔を均等にとる事で、血糖値を下げる時間を確保でき、血糖値が安定しやすくなります。食事の間の時間は6時間が目安です!
②腹八分目を意識し、一気にたくさん食べない
ドカ食いのような「一気に大量に食べる」ことは食後の血糖値が急激に上がってしまい、血糖コントロールを乱す原因となります。
もし、ドカ食いをしてしまったとしても、その食事以外のお食事は必ず通常通り炭水化物+たんぱく質+食物繊維の栄養素を揃えたお食事にしましょう。
主食を抜くことはしないようにしてくださいね。
③食物繊維を多く含む食品を取り入れる
食物繊維は消化や吸収が遅いので、同時に食べた炭水化物の吸収を遅らせることで血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。また、消化に時間がかかるので満腹感が持続して食べ過ぎ防止にも繋がります。
1日3食、炭水化物+たんぱく質+食物繊維が揃った栄養バランスの良いお食事を意識しましょう🔥