「鍋の季節」~減塩ポイント~

こんにちは😊管理栄養士の星です。

「鍋の季節」になりましたね。冬の定番の料理なので召し上がる機会が増えたのではないでしょうか🍲

鍋料理はお野菜もたっぷり摂れるのでヘルシーなイメージもありますが、食べ過ぎてしまうと塩分の摂り過ぎに繋がってしまいます。

例えば、市販のプチっと鍋1個を使用すると、一人前で3~5gも食塩が摂れてしまうのです😲

鍋の種類食塩相当量
寄せ鍋3.9g
キムチ鍋3.4g
旨辛みそ鍋4.6g
豆乳ごま鍋4.2g
エバラ食品HPから引用

そこで、鍋料理の減塩ポイントをお伝えいたします!

①鍋に「かける味付け」より、「付ける味付け」に

市販の鍋の素や鍋に直接つゆなどを「かける味付け」よりも、鍋には直接味付けはせずポン酢やキムチの素などのつけダレで「付ける味付け」がおすすめです。

また、薬味としてもみじおろし、ゆず、すだちなどを使うとアクセントとなり、薄味でも美味しく召し上がることが出来ますよ✨

②具材にはうま味が出る食材を

うま味が出る食材を組み合わせることで相乗効果が発揮され、薄味でも鍋を楽しむことが出来ます。

以下の組み合わせを意識して具材をたっぷり追加し、うま味を引き出しましょう!

~うま味の相乗効果が発揮される組み合わせと食品~

・グルタミン酸×イノシン酸

→昆布や白菜、トマトなど(野菜・海藻)×鶏肉やたらなど(肉・魚)

・グルタミン酸×グアニル酸

→昆布や白菜、トマトなど(野菜・海藻)×シイタケやえのきだけなど(きのこ)

③練り物や加工食品に注意

鍋の具材として人気の高い練り物、ウインナー、ベーコンなどの加工肉や、鍋の〆であるうどんや中華麺などの麺類は塩分量が高めです。

鍋の具材を選ぶ際には加工がされていない肉や魚、大豆製品や野菜などを使うようにしましょう🥬

今回ご紹介した3つのポイントを参考に、鍋料理を楽しみましょう😊

水炊きのイラスト(鍋)