カフェイン(コーヒー)と血圧の関係

こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。

カフェインが多く含まれているのものとして、みなさんが一番最初に思い浮かぶのは何でしょうか?色々なものがありますが、コーヒーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?


そこで、今日はカフェイン(コーヒー)と血圧についてのお話をお送りします!

コーヒー私たちにとって嗜好飲料といった印象がつよいですが、実は薬として利用されていた歴史もあるのだとか💡昔から利尿作用があると文献にも記されていたんだそうです。

コーヒーには様々な健康効果があることも分かっています。香りによるリラックス効果の他、クロロゲン酸などの抗酸化物質により肝がんを抑えるなど科学的なデータもあります。*

その反面、コーヒーを飲みすぎると血圧が上昇するといわれています。これにはカフェインが関係しています。カフェインは、血圧調整に関係する交感神経・(腎臓の上にある)副腎皮質・腎臓の働きに影響を与えることで、血圧を上昇させるからです。

コーヒー(カフェイン)には健康的な効果もあれば、注意したい点もあるようですね(゜゜)

ここまで、コーヒーのお話をしましたが、コーヒーと同様にカフェインが多く含まれている身近な飲み物があります・・それは、エナジードリンクです。


商品によって異なりますが、1本当たりのカフェイン量は36~150 mgとコーヒー(コーヒー豆10g・熱湯150mLで抽出、100ml当たりのカフェイン量60 mg)より少ないものから多い物まで幅がかなり広いです💦

エナジードリンクを飲むときは疲れているとき、仕事など頑張りどきの時ではないでしょうか。1本では収まらず、2,3本と続けて飲んでしまうと、体への悪影響も出てしまう恐れがあります…

カフェインは依存性もあるため、例えばコーヒーなら1日3杯まで、エナジードリンクなら1日1杯までにし、飲みすぎには注意をしていきましょう。
頑張りどきでエナジードリンクを飲むときも、なるべくカフェイン量の少ない物を選ばれることをおすすめします(^^)

また、カフェインが多く含まれる飲料は利尿作用があるため、効率よく水分補給できる飲料とは言えません。水・麦茶・ルイボスティー・黒豆茶やコーン茶などを水分補給として選んでいけるとよいですね✨

水分補給についてはこちらもぜひご覧くださいませ。⇒コンビニおすすめ水分補給

*参考:国立がん研究センター、コーヒー摂取と肝がんの発生率との関係について