こんにちは!管理栄養士の佐藤です。
みなさんは、朝食を摂っていますか??☀
朝食を摂っていない方に理由を聞くと、以下のような回答をよくいただきます。
・時間がなくて食べられない…
・朝食を摂る習慣がない…
・ダイエットのため抜いている。(16時間食間を空けるダイエットをしている)
など
※糖尿病腎症予防共同会では、朝食を摂ることを推奨しています!
朝食を摂って欲しい理由
- 生活リズムが整うことで、心身の調子も整う
朝食は、体内時計のズレを調整してくれる役割をもちます。
体内時計の乱れは、憂鬱や身体の不調に繋がり、更に認知機能にも影響があることが分かっています。
また朝食を摂ることで、腸が活発になり排便を促します。
腸内環境が整うことで、免疫力アップにも繋がります✨
- 脳の働きが活性化することで、習能力の向上や仕事の効率化に繋がる
脳のエネルギー源であるブドウ糖が供給され、集中力や記憶力が向上します。
脳の血行が良くなることで、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」というホルモンの分泌が活性化するため、一日をイキイキと過ごすことができます。
脳と腸は神経で繋がっているため、脳の活性化=腸内環境良好
に繋がってゆきます◎
- 食べすぎ防止、血糖値急上昇防止
朝食を摂らないと空腹時間が長くなるため、その反動で昼食を必要以上に食べ過ぎてしまう傾向があります。
空腹時間が長いと栄養を吸収しやすい状態となっているため太りやすく、
更に血糖値が急上昇するため血管が傷つきやすくなったり、疲れやすくなるなど、体への負担が大きくなります💦
血糖値が上昇すると分泌されるインスリンは、脂肪合成を促すホルモンなので、
血糖値が乱高下すると、インスリンの作用も加わって太りやすくなります。
- 体温が上がることで太りにくく、睡眠の質が向上する
寝ている間に下がっていた体温は、朝食摂取することで上昇し、そのまま日中まで体温を維持してくれています。
朝食を抜いてしまうと、体温を十分に上げることができず、さらに体温を維持するエネルギーや栄養素も不足してしまいます💦
朝食を摂って体温が上昇すると、睡眠の質が良くなることも分かっています◎
朝食を摂らないことが多い方で、以下のような症状がある場合には、ぜひ朝食を摂る習慣を身に着けてみてください。
✓イライラしやすい
✓ネガティブな感情を持ちやすい
✓集中力がない
✓痩せにくいと感じている
✓血糖値が高めである
✓便秘しがちである
✓冷え性である
✓睡眠の質が悪い
✓疲れややすい
朝食を摂ることは、基礎体温を上げること、心身の調子を整えること、生活習慣病の予防につながることがお分かりいただけたでしょうか。
朝食を摂る習慣がなかった方はぜひ朝食の習慣を身につけてみてくださいね✨