【再掲載】減塩の基本!だし汁の取り方

こんにちは✨管理栄養士の丹羽です(*^^*)

今回は簡単に出来て重宝する「だし」の取り方をご紹介します!

減塩!減塩!と言われても、いざ塩分量だけを減らしたら物足りない料理になってしまった…などの経験はございませんか?

その対策法としては、「風味」を利用することです🌿

例えば、酸味やハーブなどの香り、ゴマ油などのコクで味や香りに変化をつける工夫や、

旨味である「だし」を活かした料理もこれに当てはまります!

ただ、ここで注意すべきなのが、だしの種類です。市販の顆粒だしなどには塩分が多く含まれるものもあります。市販の出汁を使用する際は、低塩のものなどを選びましょう

そしてもちろん、一番おすすめなのがご家庭でだしをとること!( *´艸`)

多少手間でも、手をかけて取っただし汁は風味豊かでお料理もグッと美味しくなります。家庭でとっただしは塩分をほとんど含みません。

基本のだし汁は、昆布とかつお節を合わせることで相乗効果が生まれ、旨味の強いだし汁となります!

では、だし汁の取り方です↓『水の分量に対して1%』のだし素材と覚えましょう!

●初心者編(水だし)

【材料】

容器:1L~2Lのペットボトルや、お茶のポットなど

・水 1L

・かつお節10g

・昆布 10g

【作り方】

①かつお節はお茶のパック(100円均一などのでOK)に入れる

②昆布と1を容器に入れる

③冷蔵庫で一晩寝かせる

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フタをして冷蔵庫で一晩!

水だしは時間をかけてうま味を抽出するため雑味が少なく、あっさりとした上品な味わいに仕上がりますよ!

●基本の出汁の取り方(煮だし)

【材料】

・水 1L、+差し水用50cc

・かつお節10g

・昆布 10g

【作り方】

①鍋に水と昆布を入れ中火にかける。

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時間があれば30分以上水につけておくと、より旨味が出やすい

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水に戻して30分で昆布が大きく!

②じっくり火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す。鍋はそのまま火にかけ、沸騰させる。

③沸騰したら火からおろし、水 50cc を入れる。

④かつお節を一度に加え、中火にかける。一煮立ちしたら火を止める。

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アクが出てきたら、お玉でアクを集めてすくい取る

⑤かつお節が沈み始めたら、ざるにキッチンペーパーやふきんなどを敷いてこす。

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ゆっくりこすと、鍋にくっ付きにくい!

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煮だしは、水出しと比べて香りや風味が強く、コクや味もしっかり!
麺などの汁をしっかり味わいたい場合や、濃い味の調味料を使う料理に適しています。

ちなみに…だしを取った昆布は煮物に入れたり、かつお節はお好み焼きの生地に混ぜて焼くなど活用できますよ!捨てずに様々な料理に合わせてみましょう✨

※日持ち:冷蔵庫で3日ほど、冷凍庫で2~3週間ほど(製氷機で凍らせると便利!)

都度だしを取るのは大変ですが、一度にたくさん取って冷蔵庫や冷凍庫で保存すれば楽チンですよね♪

だし汁の作り方を覚えストックすることで、短いお料理時間で

塩分を抑えた料理でも満足感のある味わいになりますよ!

皆さま是非!煮物やお味噌汁など、手作り出汁をお料理に取り入れてみませんか!?

お試し下さい(*^^*)