【再掲載】栄養成分表示などの食品のパッケージの見方

こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。


食塩相当量という言葉、聞いたことありますか?

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2020年4月1日から新たな栄養成分表示制度が施行され、全ての加工品に食塩相当量の記載が義務付けられました。(食品表示法より)


以前は、ナトリウムの含有量の表記のみが可能でした。なので、食品に含まれる食塩の量を知りたい場合は、ナトリウム含有量をもとに食塩相当量を計算をする必要があったのです。しかし改正をきっかけに、食塩相当量を一目で把握でるようになりました✨



栄養強調表示について

「食塩無添加」や「食塩〇%カット(オフ)」、「塩分控えめ」といった表示が当たります。これらの栄養成分表示をよくよく見てみると、「あれ?思ったよりも塩分量が多い‥」と感じる方もいらしゃるのではないのでしょうか。


例えば、「食塩無添加」と書かれているものでも、加工の過程で食塩は添加していないけれども、その食品自体(原料由来)には食塩が含まれていることもあります💦(例:海藻や海の魚など)



なので、「塩分控えめ」などの栄養強調表示のみを見て安心するのではなく、栄養成分表示の食塩相当量を必ず確認するようにしましょう。
1箱当たりなのか、1袋当たりなのかの表示も食品メーカーによって様々ですので、この点も注意しましょう!


また、原材料も一緒に確認できるとよりGOODです✨
原材料は、使用した原材料に占める重量の割合の高いものから順に、その最も一般的な名称をもって表示するというルールがあります。「食塩」の文字が「原材料名」記載欄のどのあたりに位置しているのかでも、配合量が多いか少ないかが確認できますね。
※消費者庁「早わかり食品表示ガイド」より


食品のパッケージには様々な情報が載っているので、確認するクセをつけることをおススメします!