こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。
今日は、食事と温度の関係についてのお話です。
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まずは味覚についての復習です!
味覚には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5種類があります。
※関連記事はこちら→減塩のポイントは味覚にあり①
味覚を強く感じたり弱く感じるには、実は温度が関係しているのです!
例えば、アイスは冷たくして食べた時と溶けてしまった後に食べると味の違いを感じたことありませんか?
甘味は、人の体温に近い温度だと甘味を感じやすく、高温や低温だと甘味を感じにくいといわれています。
反対に塩味は、味噌汁を出来立てを飲んだ時と冷めてしまった時に飲んだ場合で味の違いを感じたことはありませんか?
塩味は、高温だと感じにくく低温だと強く感じるといわれています。
そして、うま味。
うま味は減塩に欠かせない物でもありますが、塩味と反対に温度が下がると味を感じにくくなるといわれてます。
じゃあ一体どうしたら良いの?と思われるかもしれません💦
食べ物を「美味しい」と感じる温度は、体温から前後25~30℃といわれています。
ということで結論は、食べ物は適温で食べることが一番おススメです!
温かい物は温かく冷たい物は冷たくすることで、それぞれの味覚が一番生かされた状態で食事することが可能ですね✨
と、ここで終わりたいところですが、減塩に取り組んでいただいているので減塩からの観点でお伝えしますね。
減塩を意識した食事にする場合は、食べる時間もちょこっと意識できると良いです。煮物を食べたり味噌汁(頻度を控えていらっしゃる方もいるかと思いますが)を飲むときなどは、少し温度が下がった時に食べることで塩味を感じやすくすることができますよ(^^)