血糖コントロールの鍵🔑【糖質】について①

こんにちは!管理栄養士の手塚です。

糖尿病性腎症の重症化予防に大事なことはいくつかあります。

腎臓の負担を減らすための塩分コントロールはもちろんのこと、

これ以上血管に負担をかけないための血糖コントロールも重要です。

今日はこの血糖コントロールの鍵となる糖質についてご説明します☺

血糖値に最も影響のある栄養素・・これが糖質です。体のエネルギー源となる大事な栄養素ですが、血糖値を上げる直接の原因になりますので、食べる量や食べ方には気をつけたい栄養素です。

この糖質は、大きく分けて4つの種類があります。

この4つの中で、一番血糖値を上げやすいのが①糖類です。

糖類は、砂糖やはちみつ、菓子類に多く含まれるます。分子が小さいので吸収が早く、血糖値を急激に上げてしまいます。

これに比べて②の多糖類は比較的ゆっくり血糖値を上げるという特徴があります。ご飯やパン、麺などに多く含まれる糖質です。

よく、「ごはん1杯と大福1個が同じくらいの糖質量なのだから、ご飯の代わりに大福を食べてもいいのでは?」というような質問を受けますが・・

もう皆さんおわかりですよね☺答えはNOです!

大福に含まれる主な糖質は砂糖です。これは①糖類にあたります。一方、ご飯に含まれる主な糖質はでんぷんです。これは②多糖類にあたります。同じ量の糖質でも、血糖値の上がり方が違うので、お菓子はご飯とは区別しなければなりません!

じゃあ、お菓子は絶対に食べられないの・・?いえいえ、そんなことはありません。工夫次第でお菓子も食べられます◎

血糖値に影響を与えにくいお菓子の選び方は・・血糖コントロールの鍵🔑【糖質】について②でお伝えしますね!