間食の選び方🍘

こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。
今日は間食(おやつ)のお話です。

1日のうち、間食の時間があるとホッとしませんか?

子供の頃は胃が小さく、1日の必要なエネルギー量を食事だけで摂ることができないため、間食はどちらかというと補食の要素が強くなります。

しかし、大人は食事で1日の必要なエネルギー量を摂ることができるため、間食はエネルギー源の1つというよりも、息抜きの時間として使うことも多いかと思います。(生活スタイルやお仕事の関係により補食の役割となる場合もあります。)

ダイエットや食事で何らかの制限をするときに、真っ先に「間食(おやつ)をやめます」と答える方が多いです。
間食は食べたらいけない、という意識が働くからでしょうか。


私たち管理栄養士は食事指導をする上で、間食は絶対食べてはいけないとは言いません!
我慢して食べないでいるとストレスが溜まってしまい、後日ドカ食いに繋がるのであれば、むしろ間食は適度に摂ってOKとお伝えしています。

この適度に、がポイントではあります💡



減塩をしているときに間食で気をつけなければいけないものは、
おせんべいやスナック菓子などの塩気のあるものです💦

商品によっては塩分量に大きく差が出るので、必ずパッケージ裏面などにある栄養成分表示で食塩相当量(g)を確認しましょう!
確認する際には、その商品1袋分なのか、100g当たりの量なのかのチェックもお忘れずに✨

※関連記事→栄養成分表示などの食品のパッケージの見方


減塩の食事をしていると、間食で塩気のあるものを食べる場合はコツがあります。
まずはご自分の1日の目標塩分量は何gなのか?を確認してくださいね!

その上でお話すると、いくつかのポイントがあります。

①個包装を選ぶ。

何故個包装かというと、大きい袋を開けてしまうと、残すことができにくいからです。一度開封したら「湿気るし食べちゃえ!」と思ったことはありませんか?

これが積み重なっていくと、量が物足りなくなったり、沢山食べることで濃い味に慣れてしまうため注意が必要です。

なるべくシンプルなものを選ぶ。

煎餅などでは、素材を重視することもおススメです✨
素焼きの煎餅や、素焼き煎餅にあぶった海苔をプラスして食べると、海苔の香りがふわっと口に広がりおいしさがアップします!
黒豆や大豆などを混ぜ込んだものであれば、食感も変わりますし、糖質も少し気にされるようであれば、糖質量が少なく、豆のたんぱく質も補えますね。

減塩の煎餅を食べる。

市販されているものの中には「減塩」と書かれているものが多くあります。これらを食べることでも通常の煎餅の塩分量よりも控えることが可能ですね。

減塩は1日の中で目標とする塩分量を守れていればOKです(^^)

1日3回のお食事と間食で上手に調整していきましょう。



そして、間食のお供には、ノンカフェインのお茶(麦茶、ほうじ茶、ルイボスティーなど)か水をオススメします!
水分をしっかり取ることで高血圧の原因となる体内の不要なナトリウム排泄を促しますので、水分も忘れずに摂りましょう✨

ただし、糖尿病性腎症3期の方はカリウム制限や水分制限がないか、確認した上で適量摂るようにしてくださいね。