こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。
今日は睡眠についてお話いたします。
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睡眠は食事と関係ないと思われますか?
実は大きく関係しているのです!
まずは、睡眠中に体の中ではどんなことが行われているのかをお話しますね。
睡眠というと、体を休める時間と思われるかもしれません。しかし、睡眠中は情報や記憶の整理の時間であったり、成長ホルモンをはじめとするホルモン分泌や、自律神経を整えるなど様々なことが行われています。
ホルモンの中でも食事と関係しているものとして、レプチンとグレリンがあります。
睡眠が不足すると食欲を抑えるホルモンであるレプチンの分泌が減ってしまい、反対に食欲を高めるホルモンであるグレリンが増えてしまいます😢
言い換えると、睡眠時間が少ない方が痩せにくく太りやすくなってしまうということでもあります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠不足の原因の1つとして、睡眠時無呼吸症候群があります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。そう、病気なのです!
睡眠中にいびきをかく方もいらっしゃいますが、いびきは病気の前段階と考えても良いと思います。
呼吸が何度も止まってしまう状態が続くと、睡眠中に体は休まることが出来ず、成長ホルモンは分泌量低下し、筋肉量が減ることで脂肪が増加してしまいます💦
脂肪が増加することで肥満となりやすく、糖尿病のリスクが上がるだけではなく、インスリン抵抗性(血糖値を下げるホルモンであるインスリンの効きが悪くなる。)もあげられます。
※睡眠時無呼吸症候群の方は、健常者と比べて糖尿病の合併リスクは2~3倍あるとも言われています。
慢性的な睡眠不足が続いている人も、糖尿病だけでなく生活習慣病のリスクは高くなりますし、腎機能にも影響を与えます。
睡眠も意識してしっかり取っていきましょう(^^)