こんにちは(^^)管理栄養士の江良です。
糖尿病の予防や糖代謝異常の改善には、食事だけでなく運動も効果的です。
運動についてはいくつかご案内していますが、今日は、ロコモティブシンドロームのお話です。
「ロコモ」、の名前で聞いたことはあるかと思います。
ロコモティブシンドロームとは、運動器症候群のことを指します。
運動器とは、骨、筋肉、関節、神経など体を動かすうえで重要な組織や器官のことです。
運動器症候群なので、病気とは異なります。
ちょっといまいちピンとこないかもしれないですが、
運動器が障害されて起こるものとしては、腰痛や肩凝りなどがあります。
というと、少し身近に感じられたのではないでしょうか。
この運動器の障害をそのまま放っておくと、将来的に要介護や寝たきりになってしまうリスクが上がるのです。
例えば、道を歩いていて何もないのに躓いたりしたことはありませんか?
これは自分で思った感覚以上に足が上がっていないことから、躓いてしまうといったことが起こります。つまり、筋力の低下がみられている可能性があります。
ここで、確認していただきたいことがあります!
それは、「靴底(地面に接する面)」のチェックです。
見ていただくと、ご自身の歩き方の癖がわかります!
理想的なのは、踵と親指の付け根が減っていること。
しっかりと足の体重移動していることが分かり、足を動かしている証拠になります。
先だけが減っている、または後ろだけ減っている場合は、
足が上がっておらず筋力が低下している可能性もあります💦
膝をしっかり曲げて足を上げるだけでも筋肉を使うことが可能です。ぜひ一度確認してみてくださいね!
誰もがみんなピンピンコロリで最期を終えたいと思うもの。
今は大丈夫だからといって対策をしないでおくと、将来的に要介護や寝たきりになってしまうかもしれません。
高齢者の方で大腿部の骨折を機に寝たきりになったといったお話を聞いたことはありませんか?
これは、動けない状態が続くことで筋力や身体機能が衰えてしまうことが原因です。大腿部の骨折は回復までに時間を要する為、そのまま寝たきりになってしまう可能性が高いのです😢
年齢とともに筋力は落ちていくので、今できることを取り組んでいきましょう!
足腰を鍛えることはいつでも可能ですよ(^^)